~15分後~

絢乃は泣きやんだ。



「どうする?今日は学校止めとくか?。」




「ううん、いい加減立直らなきゃ。」


俺に笑顔を向ける。
絢乃は強い、今心からそう思った。



俺達は朝飯を済ませて。
すぐに学校に向かった。



「………………………。」


「………………………。」


2人の間に会話は無かった。





いつもよりも長く絢乃と歩いている気がした。



歩道橋…………。



やっと着いた。


「じゃあねお兄ちゃん。」


「おう、また後でな。」




俺と絢乃は別れた。


俺は学校に走って向かった。



道中明らかに怪しい。
武器を隠し持っていそうな、人を何回もみた。



これが国の力か………。






学校に着いた。