背後からの声の主は予想どうり神戯とか言う転校生だった。






「君が品川君!?。」





「そうだけど……………なに？。」




俺は一気機嫌が悪くなった。



「チョット良いかな。」




「何!?急いでるんだけど。」



「妹さんがそんなに大事？。」



「んだと!!!てめぇ。」




キレかけた俺を康平と仁が、止めに入る。




「チョット屋上まで良いかな。」



ニコニコしながら神戯が言う。





「あぁ上等だこの野郎。」





「おっおい、光輝」




俺は目で康平に大丈夫だと合図した。
康平は無言で頷く。







無言で神戯と屋上に向かう。