~15才~涙を流した女の子



「って…うっそぅ~~~♪♪♪
健人何驚いてんの?笑」
と言った瞬間…………



健人が私を抱きしめてきた
「何?なにしてんの健人
私、本気じゃないんだけど…」

すると、今度は強く抱きしめられた
「えっ?!ちょ……健人痛いよ!」
私があまりの強さにびっくりしてると

「なぁ……お願いだからさぁ…
キャバ嬢やりたいとかいうなよ
高校にいきたくないとかいうなよ
どうしちまったんだよ!
ゆり…………………」

健人の声は悲しげに切なく
誰もいない屋上に響く


「そんなこと……
健人からいわれるなんて
思ってもなかったよ……」




私の中にいる私は
もういないと思ってた
マジメに学校に通う自分
友達と楽しそうに笑ってる自分

そんな私がいたことを
健人が目で証言している