「って…うっそぅ~~~♪♪♪
健人何驚いてんの?笑」
と言った瞬間…………
健人が私を抱きしめてきた
「何?なにしてんの健人
私、本気じゃないんだけど…」
すると、今度は強く抱きしめられた
「えっ?!ちょ……健人痛いよ!」
私があまりの強さにびっくりしてると
「なぁ……お願いだからさぁ…
キャバ嬢やりたいとかいうなよ
高校にいきたくないとかいうなよ
どうしちまったんだよ!
ゆり…………………」
健人の声は悲しげに切なく
誰もいない屋上に響く
「そんなこと……
健人からいわれるなんて
思ってもなかったよ……」
私の中にいる私は
もういないと思ってた
マジメに学校に通う自分
友達と楽しそうに笑ってる自分
そんな私がいたことを
健人が目で証言している

