*執事様のお嬢様*

『ありがとう、華恋。

アタシ、イジメに負けない』

「「「はぁ??????」」」

イジメ!?

「誰が、イジメられてるの?」

梓が、冷や汗出しながら聞いてくる。

『あたし…?』

どうしたんだろう………

「何でそう思うの?」と、華恋。

『だって、いっつも呼び出されるし。

イジメぢゃなきゃ、何?』


コイツ…………

「「「(モテるって言う自覚なしかよ)」」」


クレアらしいけど…

「クレアは、純粋だね」

ニコッと微笑むクレア。


その場にいたモノの頬を染める。