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『おはよー!』

「「「おはよーございますクレア様」」」

サラサラのロングの髪をなびかせて、柔らかく微笑むクレアに、頬を染めてると、門をくぐる金髪の髪をした少年・道明寺青がいた。

ネクタイを緩めて歩く青に、自然と目がいく。

「………」

パチッと目が合ってしまった。


『(あたし、意識しすぎ…普通に普通。)おはよー!』

ニコッと微笑む。


「おぅ、おはよー、あのさ」



「あの、クレアちゃん。

ちょっと、お話が合って。来て欲しい。」

突然、割り込む声。

真面目そうな少年。

黒髪の、メガネくん。


真面目そうなメガネの奥は、イケメンぽい。


話し方は、なんだか、落ち着かないし。


『いいよ、行こう』

そして、人の輪から抜けて彼についてくあたしを、青が見てるとも知らずに………