陸side


『好きだよ…………幼なじみだし』


幼なじみか…………

なんでも知り尽くしてるアイツのことなら。

昔から……


クレアが可愛くて、


余計に誰にも渡したくない。

クレアの頭を撫で、背を向け部屋に戻る俺の背中をアイツが見ていたような気がした。


幼なじみで専属執事。


俺のこと、アイツはどれくらい思ってるか…

そんなことを考えながら眠りについた。