*執事様のお嬢様*

ヘリから降りてくる一人の青年が、クレアに、近づくと、背後に庇う。

そして、ヘリから特殊部隊が降りてくる。


「「クレア様、ご無事で!!

敵はどちらで」」

目をギラギラさせて言う部隊達。

「えっと、何これ…」

青は青ざめている。

あ~そうなるよね、やっぱり。


「落ち着いてクレア、執事くんも。


まぢ、銃口っておもちゃだから!!」

華恋が、なだめる。


「それでも……おもちゃでも


お嬢様に恐怖を与えるのは


誰であろうと、許さない!!

それが……ー


自分でも」


陸は、叫んだ。


「あの~、確かに銃口向けたけどそんなに怖がると思わなくて、けど……

悪かった。

ただ、、お前が好きだから。


好きになったから」


青の素直な気持ちだ。