少年は、あたしを優しい瞳で見てニヤリと笑う。

いろいろ、含みのある眼で…

「ちょっと!!あんたいきなし、なんなの?」

華恋が、アタシの前に立ちはだかり男を睨む。

華恋の視線と、男の視線が合うと、ふっ、と笑う。


「なに、この小さいの。背丈いくつ?…クックッ。やば。」

しまいには、腹を抱えて笑うし。


さすがに華恋も切れ………




『ちょっとあなた失礼ぢゃない?

華恋だって好きで小さく生まれたんぢゃないのよ。お父様が、130センチしかないのに、お母様まで…

成長出来ると思う?』

「「「……………」」」

つーか。。

「いや、あんたのが失礼ぢゃない?ぷっ、やばい。ウケるし、何この娘っ」

床を転がる様に笑うイケメン。

そして、ギャラリーは、「「「突っ込みずらいこと言ってくれてありがとう」」」と、思ったことは、言うまでもないこと。