「?」 「公くん……。私、お熱…あるみたい、だから帰るね?」 「うん。だいじょうぶ?」 「う、うん!」 私は笑ってみせる。 「小学1年生なのに本当に鋭いな…」 尚はこそっと言ってきた。 「公、宿題してこい。」 素直な公君は自分の部屋に戻って行った。 「ばいばい!あいおねぇチャン」 「バイバーイ。」 ふぅ……。ヒヤヒヤしたなぁ……。