私はあなたになりたい【短編】

そう言うと、私は順さんと唇を重ねた。

いきなりキスされて、目を丸くする順さん。

子猫が不思議そうに、私たちを見ていた。

唇を離す。

私は勝ち誇ったように、笑顔を浮かべた。

「ちょっと…!」

真っ赤になって怒る順さんを、私は笑った。


☆★END☆★