高校1年生の時


まだ入学仕立てだった私
杉原 苺 Sugihara ichigo


それなりに学校生活を楽しくやっていた時



不幸なことに



「雨...」



傘を忘れてしまっていた


それに大雨


流石に電車に乗るのにびしょ濡れはなぁ...



私は手を空に向けて立ちすくんでいた


私の手には大量の雨粒が落ちてくる



その状態で約5分ほどたった時



「杉原傘忘れたん?」



私の後ろに1人の男子が現れた