次の日から蒲登原...いや雷耶は


私のことを苺と呼ぶようになった



そして私も蒲登原を雷耶と呼ぶように


何故か雷耶は私にも呼んで欲しいらしい


仕方なく雷耶と呼んだとき


蒲登...雷耶はとても嬉しそうだった



少し雷耶と距離が近付いたような気がした


でも...期待はしたらいけない


私は彼にとって"勉強を教えてくれる人"でしかないのだから...