莉音「ん。」



少し捲った服の下から聴診器を入れた。



響紀「深呼吸してー?」



莉音「スゥー…ハァー…」



響紀「大丈夫だね。よし、いいよ。」



響紀「じゃーあ、採血しちゃおうね。」



そう言った瞬間、莉音が固まった。



俺は注射器を持って莉音に近づいた。