響紀「病院帰ろうか?」



莉音「…いや。」



響紀「だめ。」



莉音「…やだっ」



響紀「だめ。帰るの。」



私は響紀に腕を引かれながら病院に戻された。



響紀「はい、ここ寝て。」



そういってベットを叩かれた。



手には点滴…



莉音「…」



私が動かないでいると…



響紀「もう…」



響紀は私を抱えてベットに寝かせた。



莉音「んーっ…やだっ…」



響紀「大丈夫。点滴さすからね。」



莉音「…ん。」



私は抵抗するのを諦めて素直に腕を出した。



響紀「えらいえらい。じゃあ、ちょっとチクっとするからね。」



莉音「…いたっ…」



響紀「はい、おしまい。よく頑張りました。」