病弱女子とイケメンDoctor。

次の日には、すっかり体調も良くなってお昼ご飯を作っていた時のこと…



響紀も休みで家にいる。



真緒ちゃんは夜、お母さんが迎えに来るみたい。



私がキッチンでご飯を作っていると



真緒「ねー?」



真緒ちゃんが来た。



莉音「んー?」



真緒「私ね、響紀先生が好きなの。」



私の手が止まった。



莉音「…そうなんだ…」



真緒「そう。だからね響紀先生を私にちょうだい?」



莉音「…いや。」



すると真緒ちゃんは近くにあった包丁をとって自分の指に当てた。



莉音「なにしてんの⁉︎やめなよ!」



真緒ちゃんの指からは血が流れて行く。