私、忍野美咲は、直人の彼女になりました。

が、緊急事態で、今、ショッピングセンターに来ております!!

…30分前にさかのぼります。

『っのさ…美咲…
本当に俺でいいのか?』

「あーもう分かってないな
直人じゃなきゃ嫌なんですけど。
はあ?何?今までの事全部冗談だったとか?」

『ちげえよ!!
つか安心した…。俺、美咲に好かれてるとか信じられなくて…でもすげえ嬉しい。ありがとな。んで、これからもよろしくな。』

「ううん。こちらこそありがとう。
てゆか、私でいいの?」

『俺は美咲じゃなきゃ嫌だよ。』

「…っ」///

『美咲?おい、今黙っただろ!
よし、罰として明日強制的に俺とデートしろよな!』

「ふえっ…?!」

『行くのか?!行かんのか?!』

「いっ行きますっ…!!」

『っしゃ明日朝の10時にK公園な。
時間守れよ…?』

「了解!守る守る!めっちゃ楽しみ!」

『じゃあ明日な!切るよ』

「うん!またメールして!ばいばい」

『じゃあな』

ープツッー

「明日の服は… って、
地味なのしか持ってないし、
ママの服はちょっとサイズ大きいし…
今から買いに行くかぁ」



と、なって今、というわけです

(あっ私の好きな店だ!あそこ行こう)