「こころ、ちょっとこっちきなさい。」

「えぇ?」

お母さんにリビングに呼ばれる。
リビングに行くと、すごく重い空気が私を取り巻く。

ーー私、何かしたっけ?

過去の出来事を振り返りながら指定された椅子へ座る。

リビングには、私とお母さんの他に、妹の芽依と、お父さんがいた。

「あ、あのぉ~…」

ーーやばい、これは私重大な事しちゃったのかも。

「こころ、転校するぞ。」


「え」







ええ


ええええぇえぇぇぇえ!?