私は、いつものように誰もいない家に向かって「行ってきます。」と言う。

外はすごく雨が降っていて、まるで私の心みたいだと、思って泣きそうになった。
なぜだろう、今日はすごく視界が悪くてぼやけている。
そういえば朝から体がだるかったんだ。「やばい!!!倒れそう!!どうしよ!!」
そう思った時にはもう遅くて。前から「プップー」と音が大きくなって、記憶が途絶えた。