白龍と黒龍


「隼人…もう会わない…これ以上の情報の共有はしない。」

真面目な顔で俺を見上げる。

「あたしは…白龍総長だ…仲間があたし達の事を気にしてるのはしってるよね??」

しってる。
俺達が癒着しているのを他の族が気づいていて手を組むのではと、俺達が手を組むのは周りの族にとっては非常にまずい。

この辺はハーフハーフで黒龍と白龍の土地だからだ。