白龍と黒龍


「え?? くぅ?? 何言ってんの…」

結兄はことばにできてない…

「結兄はさこれからちゃんと、結翔として
生きてよ。」

「くぅ?? 俺、何かした? 萌愛と付き合って
るから…?? また、俺を突き放すのか?
また、他人に戻んのかよ!!!!」

結翔がどなった…幸い音楽がかかってて誰も
怒鳴り声に気付いていない。

「違う。 結兄さ大切な人がいるんでしょ?
あたしにもさそばにいて欲しい人が
できたんだよね??」

優しくほほ笑む…