白龍と黒龍


「くるみ。俺の事好きになれよ。」

胡桃side

あたしがおなし終わると隼斗の第一声が
これ。 …………はぁ?? 命令系かよ。
それでも…べつにいいや…そう思った自分がいて…

「隼斗があたしを好きになれば?」

こんな事を言ってしまった。

「上等じゃねーかバカ猫。」

「かかってこいよ狼。」

「食うぞてめぇ」

隼斗がガチな顔でいうので謝った。
すると…隼斗がまたあたしの頭を撫でだした

「隼斗…それさぁ、眠くなんの。やめて。」

「はあ? 寝れば? お前さなでられたら眠く
なるってガチで猫だな…って寝てるし..」

隼斗side

くるみが俺が頭を撫でてたらまさかの爆睡。
俺の膝でスースー寝息をたててる。
..やべぇな。こいつすげぇ可愛いんだけど…
髪の毛、サラサラだし桃みたいな香りする..
エレナとかのキツイ香水とは大違い。
付き合ってる…とは言えないこの関係…
だから俺はくるみの髪にそっとキスをした。