白龍と黒龍


隼斗side

俺の過去。
俺達家族はいつも仲が良くて幸せだった。
3歳まではな。
4歳の誕生日からは俺は笑わなくなった。
両親は外資系会社の社長と秘書で、今まで家
に居れたこの方が珍しいくらい多忙だった。
4歳になる頃、親父に

「お前はお父さんの会社を継がなくてはならない。その為にお前は勉強も運動も完璧にこなせ。母さんに甘えるな。お前のためだ..隼斗。」

そう言われて続けてきた、だから俺は勉強も
運動も完璧にこなしてきた。 そんな俺の
ストレス発散が喧嘩。しょっちゅう族と喧嘩して、いつの間にか強くなっていった。
そんな時、結さんに出会った。結さんには
仲間がいて大切な人がいて俺にないものを
全部持ってた。当然イライラして結さんと喧嘩したけどボロ負け。結さんが俺に言ったんだよ。

「お前の居場所はどこだ。 大切なものは
何で、守りたいものがあんのか?」

って、俺に無いものを聞いてきた。

そしたら..結さんは仲間を作れって…
そしたらお前は強くなれる。そう言ったんだ。 結さんを見返したくて白龍じゃなくて
黒龍に入った。