隼斗side

「キャアアアアアア!!!!」

「隼斗様よ!!!!」

「おはようございます♡」

うぜぇ...どっからんな声だしてんだよ。
どいつもこいつも。
俺は新城 隼斗。
ここら辺じゃ有名な族の1つ黒龍の総長候補。
今日、きっと俺は黒龍の総長になる。
でも問題が1つ。
この辺でもう1つ有名な族がある。
俺たち黒龍と対立している族。
「白龍」だ。
白龍とは何代もまえから対立していて、
№1を争っている。
が、仲が悪いわけでもなくむしろお互いを高めあってるってかんじ。
何が問題なのかというと、白龍と一緒に
総長就任式を行うから。
この式では毎回ケンカが勃発してる。
俺は基本、ケンカはしたくない。
単にだるいから。

「隼斗。」

「結さん!!」

俺にてを振ってはにかむ男。
俺が誰よりも信頼して、憧れている人。
俺の兄貴みてぇな人。
早瀬 結翔 hayase yuito 。
ミルクティー色の髪に同じ色の瞳。
180㌢はある身長。笑うとできる笑窪。
どっからどうみても完璧なイケメン。
そして、白龍4代目総長。

「なに? 結さん??」

「や、迎えにきた。お前式にこねーかとおもって」

「行かねぇわけねぇだろ?」

「じゃ、行くか。」

中央倉庫...

式が行われる中央倉庫には
黒龍、白龍の族がほぼ集まっていた。

「隼斗ーーー!!」

俺を呼ぶコイツは俺の幼なじみで
白龍総長候補の雨宮 琉唯 amamiya rui