「きゃぁぁぁぁぁっっっ!!!」
「助けてくれ!俺には娘がいるんだ!」
「なんですって!この子には私しかいないのに!」
「離せ!俺はまだ20だぞ!?死んでたまるかぁっ!!」
「貴様ら!年寄りにみちを空けんか!」
___ああ、綺麗だ。
頭がぼうっとしてきた彼は、近くにいた若い男を捉えた。
「ああっ!平弥ぁぁぁっっ!!」
「っ…バカ!神奈来るな!」
「…?」
「チッ、お前に勝てないことなんか百も承知さ。
俺をどうすんだ。喰うなら喰えよ」
「…お前、どこかで会ったかな…?」
「さあな…」
「平弥!すぐ助け「馬鹿。無理だって分かってるんだろ」
「でも、諦めろって!」
「良いから、逃げ「なくてもいい。
どうせ今から逃がして下さいと懇願するほどの地獄を見せてやる」
やり取りを聞いて彼は不適な笑みを浮かべたのだった。
「なに、すんだよ…」
「面白い事だ。」
___バンッ
窓ガラスに平弥の体を押し付ける。
ガラスは震え、ビリビリと空気が振動した。
「はぁっ…はぁっ…殺すなら…殺せ…」
「…お前ら人間ってほんっと馬鹿だな。
すぐに殺しちゃ、
面白くないじゃん^ ^」


