〜塾にて〜
市村さんはもう席についていた。
「…こんにちは♪」
「こんにちは♪」
俺のぎこちない挨拶に市村さんは快く挨拶をしてくれた。
「先生、宿題をしててここが分からなかったんですけど…。」
そう言ってテキストを指す手に俺は手を重ね握った。
「市村さん、この前は市村さんの気持ちを聞かなくてごめん。俺は市村さんのことが「止めましょう。」」
市村さんは俺の話を遮った。
「私は山口先生は嫌いです。私は山口祐希という一人の男性が好きです。」
一瞬俺はふられたのかと思ってドキドキした。
「ありがとう。俺も市村さんという生徒としてではなく市村由香という女性が好きです。俺と付き合って下さい。」
すると市村さんは顔を赤らめて
「はい♪」
と笑顔で答えてくれた。
【END】

