「市村さんは悩みとかないの?」 委員長からそう言われた瞬間頭をよぎったのは山口先生のことだった。 「………ある。」 「話してみ?突破口があるかもしれないし♪」 「うん…。」 私は委員長に山口先生が好きだということを話した。 「へー…大学生の先生か…。名前は?」 「山口先生。」 「フルネームは…。」 「山口祐希先生。」 「…そっか(笑)」 「なんなんですか(笑)」 「年上の人に憧れるのか?」 「…そうみたいですね(笑)」 私は委員長に話を聞いてもらって心が軽くなった気がした。