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りんご飴を買い終わって
屋台裏の芝生へ4人並んで座った。
「あたしと渚紗先輩は部活が一緒で、色々お世話になってるの。その繋がりで拓哉先輩とも仲良くなったってこと!」
りんご飴を舐めながら
私は頷いた。
「そういうことなの!ねね、焼きそば買
いに行こぉ!」
「いいよー!」
「俺のもよろしくなー」
「ラジャーッ」
二人は行ってしまった。
私と一ノ瀬くんだけになってしまった。
「初めてだよな」
「え?」
「二人で話すの」
「…ぁ…うん」
「一個下だったんだな」
「い…一ノ瀬くんこそ…一個上だったんだ」
「な、なんで照れてんだよ!」
わかんない。
私が男の人と経験がないからかもしれない。
何なんだろう…
