「鏡ちゃん、いつも結乃を守ってくれてありがとね、へへっ」
「当たり前だろ。
結乃は大事だからさ‼︎」
「うんっ‼︎
結乃も鏡ちゃん大事だし大好きっ‼︎」
「俺も‼︎‼︎
これからも結乃は俺が守ってやるからな!」
ねえ、鏡ちゃん。
鏡ちゃんは忘れてなんかいないよね⁇
まだ幼かったけど、鏡ちゃんが私にくれた言葉はいつだって私の胸には残ってるんだよ。
鏡ちゃん、私は鏡ちゃんなしでは生きていけないの。
高校生になってもずっと一緒だと思ってた。
‥‥でも、私たちの関係は高校の門を通り過ぎたあの時から、少しずつ変わり始めようとしていたんだね。