永遠の果て

 今から何をするかわからないほど子供じゃない。目を瞑ったのは、受け入れた証拠。

 太田と、昴君の顔がよぎった。

「だめ」

 唇が触れる寸前で、後ろに下がって直樹から離れた。

「俺は、もう一度詩織とやり直したい」

 真っ直ぐな瞳に、再度引き込まれそうになる。 渦に全てのまれそうになる寸前で、誰かが私の手を掴む。

『後ろに戻ることはできないけど、前に進むことはいくらだってできるわ』

 太田だ。