また、きみの隣で





彼の行った方を、ただぼーっと眺めていた。

でもすぐに、お昼休みの時間に入っている事に気づいた。食べなきゃ次の講義集中出来なくなっちゃう…。


とりあえず切り替えるために、近くの自販機でアイスココアを買った。



飲みながら、アイスココアはリンの好きな飲み物だった事を思い出した。







講義が終わり、教室を出ると、廊下の先に友人の後ろ姿を見つけた。



「あ、朱理…っ」


彼女に駆け寄ると、振り返った顔は少し暗かった。



「…千歳」


「あの…さっき、ごめん。ひどい事言って…」


「…いや、あたしのほうこそ、ごめん、無神経な事言って」