行く宛てもなくただ足を動かして、辿り着いた先はキャンパス内の隅にある図書館だった。 中に入るとクーラーが効いていて、熱を持ったあたしの体と頭を少しずつ冷やす。 本は好きだけど個人的に読みたいものは借りるより買うので、ここを利用するのはレポートを書く時くらいだった。 とても静かで、本とあたし以外誰もいないみたいだった。