「ありがとー、よく見つけたね」
トレーに冷やし中華と割りばしとガラスのコップに入った水を載せて、椅子に座る。
「へへ、それほどでも〜」
朱理が「次、千歳並んできなよ」と言ったので、今度はあたしが長蛇の列に混ざる。
15分ほど並んで、やっとあたしの番が回ってきた。
「はーいお待たせ。千歳ちゃん、今日はなににする?」
「えーと…じゃあ冷やし担々麺ください」
「はいよ。ちょっと待っててね…」
そう言って、おばちゃんは奥のほうへ消えた。
学食には週に3回ペースでお世話になっている。そのせいか、学食のおばちゃんとは顔馴染みになった。


