「……よしっ。
じゃあ早速打合せを始める。田辺と佐藤を呼んで第5会議室に来てくれ」
「はい!!」
私は橘部長に一礼してから第1会議室を飛び出す。
小さくガッツポーズをしてオフィスに向かう。
私の夢への第1歩がようやく踏み出せる!
不安はたくさんあるけど……やっぱり嬉しいし、ドキドキが止まらない!
頑張らなきゃ!!
やっとオフィスに着き扉を開ければみんなの視線が一気にこっちに集まってきた。
な……何かいつもと違うような……。
「アイツ……どんな媚売ったんだよ?」
「知らね。女の色気でも使ったんじゃね?」
私は一瞬だけ頭の中が真っ白になった。
どこからか聞こえてくる会話が私の事を言ってるなんてすぐに分かる。
今まではみんな仲良くて……陰口なんて言われた事がなかった。
それなのに……。
「夏香、気にするなよ」
「そうそう、アイツら僻んでるんだけだ」
私に駆け寄ってくれたのは佐藤せんぱいと大樹だった。
私は無理に作った笑顔を浮かべて2人に頷く。
「佐藤せんぱい、大樹。
打合せをするそうなので第5会議室にお願いします」
「分かった」
「了解!」
2人は準備するために私から離れデスクに向かって行った。
その瞬間、私の方にはオフィスにいた人たちの冷ややかな視線が向いてきた。
じゃあ早速打合せを始める。田辺と佐藤を呼んで第5会議室に来てくれ」
「はい!!」
私は橘部長に一礼してから第1会議室を飛び出す。
小さくガッツポーズをしてオフィスに向かう。
私の夢への第1歩がようやく踏み出せる!
不安はたくさんあるけど……やっぱり嬉しいし、ドキドキが止まらない!
頑張らなきゃ!!
やっとオフィスに着き扉を開ければみんなの視線が一気にこっちに集まってきた。
な……何かいつもと違うような……。
「アイツ……どんな媚売ったんだよ?」
「知らね。女の色気でも使ったんじゃね?」
私は一瞬だけ頭の中が真っ白になった。
どこからか聞こえてくる会話が私の事を言ってるなんてすぐに分かる。
今まではみんな仲良くて……陰口なんて言われた事がなかった。
それなのに……。
「夏香、気にするなよ」
「そうそう、アイツら僻んでるんだけだ」
私に駆け寄ってくれたのは佐藤せんぱいと大樹だった。
私は無理に作った笑顔を浮かべて2人に頷く。
「佐藤せんぱい、大樹。
打合せをするそうなので第5会議室にお願いします」
「分かった」
「了解!」
2人は準備するために私から離れデスクに向かって行った。
その瞬間、私の方にはオフィスにいた人たちの冷ややかな視線が向いてきた。


