「おはようございま……」
「夏香!!」
オフィスに入った途端に大樹が私の元へと駆け寄ってくる。
何でこんなにテンションが高いのか疑問に思いながら首を傾げていれば、オフィス中を包む声が発せられた。
「あの口紅が凄い事になってる!!」
「え!?」
「どういう事だ田辺!?」
私と橘部長は一瞬、顔を合わせると直ぐに大樹の方にと視線を戻した。
大樹は、待ってましたと言わんばかりの表情でパソコンを見せてきた。
そこにはネットの書き込み欄が映し出されており、私が作った口紅が話題となっていたのだ。
しかも、いいものばかり。
未だに信じられずに固まっていれば、大樹は私の肩を叩く。
「このサイトの影響力は凄いぞ!!
これならあっという間に……!!」
大樹の言葉を遮る様にオフィスに電話が鳴り響く。
「橘部長にです」
「あ……あぁ」
橘部長もどこか戸惑いがちになっていた。
電話に出るなり、大声が聞こえてきた。
「本当ですか!?」
私たちはの視線は一気に橘部長へと向く。
そして電話を終えた橘部長の言葉を固唾をのみながら待っていれば、先に橘部長の口元が優しく緩んだ。
「口紅が全部完売したそうだ!!
追加注文も殺到しているらしい!!」
「嘘っ……」
橘部長の言葉に企画開発部の皆は大騒ぎ。
大樹も佐藤せんぱいも抱き合って喜んでいる。
そんな中、私は1人……肩を震わせていた。
「泰東?」
橘部長が私を呼ぶ声に反応したようにオフィスは一気に静まりかえる。
「夏香!!」
オフィスに入った途端に大樹が私の元へと駆け寄ってくる。
何でこんなにテンションが高いのか疑問に思いながら首を傾げていれば、オフィス中を包む声が発せられた。
「あの口紅が凄い事になってる!!」
「え!?」
「どういう事だ田辺!?」
私と橘部長は一瞬、顔を合わせると直ぐに大樹の方にと視線を戻した。
大樹は、待ってましたと言わんばかりの表情でパソコンを見せてきた。
そこにはネットの書き込み欄が映し出されており、私が作った口紅が話題となっていたのだ。
しかも、いいものばかり。
未だに信じられずに固まっていれば、大樹は私の肩を叩く。
「このサイトの影響力は凄いぞ!!
これならあっという間に……!!」
大樹の言葉を遮る様にオフィスに電話が鳴り響く。
「橘部長にです」
「あ……あぁ」
橘部長もどこか戸惑いがちになっていた。
電話に出るなり、大声が聞こえてきた。
「本当ですか!?」
私たちはの視線は一気に橘部長へと向く。
そして電話を終えた橘部長の言葉を固唾をのみながら待っていれば、先に橘部長の口元が優しく緩んだ。
「口紅が全部完売したそうだ!!
追加注文も殺到しているらしい!!」
「嘘っ……」
橘部長の言葉に企画開発部の皆は大騒ぎ。
大樹も佐藤せんぱいも抱き合って喜んでいる。
そんな中、私は1人……肩を震わせていた。
「泰東?」
橘部長が私を呼ぶ声に反応したようにオフィスは一気に静まりかえる。


