「泰東、俺はお前とならこの会社を変えられると信じているんだ」
真っ直ぐな眼差しのせいか、橘部長の言葉のせいかは分からない。
だけど、私の胸を高鳴らせるのは橘部長しかいない。
「商品に興味を持って貰うきっかけは、どうであれ……。
それを超える物を俺たちの手で作ればいい」
「あっ……」
橘部長の目には強い意志が映し出されていた。
私の胸はじわりと熱くなり、自然と頬が緩んだ。
「泰東?」
「……私……間違ってました」
橘部長の言う通りだ。
有名人を使って得た人気だとしても、それを上回る物を作れば、お客様はその商品自体を好きになってくれるはずだ。
私は今まで、いい訳をして逃げていたのかもしれない。
「橘部長と一緒に作りたいです。
お客様が好きになってくれる商品を」
「……それでこそ……泰東だ」
橘部長は私の頭を優しく叩いてくれた。
そして、優しい笑みを私に向けてくれる。
「作るぞ、必ず」
「はい!」
私たちの化粧品への想いは、同じくらい強い。
そんな橘部長だからこそ……私は恋をしたのだろう。
「それと……」
「はい?」
橘部長は言いにくそうに顔を歪めていた。
何の事かは分からないが、何か問題が起こったのだろうか?
そう思いながら橘部長の次の言葉を待つ。
「……水沢 翔也の事なんだが……」
「翔也さんが何か?」
「……いや、何でもない。帰るぞ」
「……はい」
一体どうしたのだろうか?
橘部長はそれ以上何も言わず席を立った。
真っ直ぐな眼差しのせいか、橘部長の言葉のせいかは分からない。
だけど、私の胸を高鳴らせるのは橘部長しかいない。
「商品に興味を持って貰うきっかけは、どうであれ……。
それを超える物を俺たちの手で作ればいい」
「あっ……」
橘部長の目には強い意志が映し出されていた。
私の胸はじわりと熱くなり、自然と頬が緩んだ。
「泰東?」
「……私……間違ってました」
橘部長の言う通りだ。
有名人を使って得た人気だとしても、それを上回る物を作れば、お客様はその商品自体を好きになってくれるはずだ。
私は今まで、いい訳をして逃げていたのかもしれない。
「橘部長と一緒に作りたいです。
お客様が好きになってくれる商品を」
「……それでこそ……泰東だ」
橘部長は私の頭を優しく叩いてくれた。
そして、優しい笑みを私に向けてくれる。
「作るぞ、必ず」
「はい!」
私たちの化粧品への想いは、同じくらい強い。
そんな橘部長だからこそ……私は恋をしたのだろう。
「それと……」
「はい?」
橘部長は言いにくそうに顔を歪めていた。
何の事かは分からないが、何か問題が起こったのだろうか?
そう思いながら橘部長の次の言葉を待つ。
「……水沢 翔也の事なんだが……」
「翔也さんが何か?」
「……いや、何でもない。帰るぞ」
「……はい」
一体どうしたのだろうか?
橘部長はそれ以上何も言わず席を立った。


