お昼休みになり、私は会社の隣にあるマコさんの喫茶店に行くことにした。
大樹や佐藤せんぱいに誘ってもらったけど、断ってしまった。
今日は、1人でいたい。
理由は分からないけど胸が苦しくて……。
とてもじゃないけど笑いたい気分ではない。
「いらっしゃい!!あぁ、夏香じゃないか!
久しぶりだね~」
「お久しぶりです」
喫茶店に入れば、机を拭いているマコさんと目が合った。
もうピークを過ぎたのか、お店には誰もいなかった。
私を見るなり、その手を止めて相変わらずの笑顔を浮かべてくれる。
「なんだい、元気ないね~?
待ってな、スペシャルメニューを作ってやるから!」
ニィッと素敵な笑みを浮かべてマコさんはキッチンへと行ってしまった。
ここに来て正解だった。
マコさんの笑顔を見ると元気をもらえる、そんな気がした。
「……昨日のアレ、どうだった?」
「え?翔也さん!?
いつからそこにいたんですか!?」
私でもマコさんでもない声が聞こえ、そっちに顔を向ければ翔也さんがいた。
何でいつも、そんな視界に入らないようなところにいるのだろうか。
驚きすぎて心臓がバクバクいっている。
そんな私にお構いなしに、翔也さんは呆れたようにタメ息をついた。
「ずっといたって。
まったく……君くらいだよ、僕に気が付かないのは」
「え?」
聞き返せば、優しく首を横に振られた。
「ただの独り言さ。
っで?どうだったの昨日の……」
「……」
翔也さんには色々とお世話になったし、結果を話すのが義務かな、と思い昨日の出来事を話す。
なんて言っているけど、本当は誰かに聞いてもらいたかったのかもしれない。
大樹や佐藤せんぱいに誘ってもらったけど、断ってしまった。
今日は、1人でいたい。
理由は分からないけど胸が苦しくて……。
とてもじゃないけど笑いたい気分ではない。
「いらっしゃい!!あぁ、夏香じゃないか!
久しぶりだね~」
「お久しぶりです」
喫茶店に入れば、机を拭いているマコさんと目が合った。
もうピークを過ぎたのか、お店には誰もいなかった。
私を見るなり、その手を止めて相変わらずの笑顔を浮かべてくれる。
「なんだい、元気ないね~?
待ってな、スペシャルメニューを作ってやるから!」
ニィッと素敵な笑みを浮かべてマコさんはキッチンへと行ってしまった。
ここに来て正解だった。
マコさんの笑顔を見ると元気をもらえる、そんな気がした。
「……昨日のアレ、どうだった?」
「え?翔也さん!?
いつからそこにいたんですか!?」
私でもマコさんでもない声が聞こえ、そっちに顔を向ければ翔也さんがいた。
何でいつも、そんな視界に入らないようなところにいるのだろうか。
驚きすぎて心臓がバクバクいっている。
そんな私にお構いなしに、翔也さんは呆れたようにタメ息をついた。
「ずっといたって。
まったく……君くらいだよ、僕に気が付かないのは」
「え?」
聞き返せば、優しく首を横に振られた。
「ただの独り言さ。
っで?どうだったの昨日の……」
「……」
翔也さんには色々とお世話になったし、結果を話すのが義務かな、と思い昨日の出来事を話す。
なんて言っているけど、本当は誰かに聞いてもらいたかったのかもしれない。


