『コレを選んで正解だったナ…… とても似合ってイル……美しいゾ、鈴。』 耳元で囁かれた声は 吐息混じりの低い声でゾクッとした。 「っあり、がと……」 『さテ…… どうすルカ、鈴。 結わエルカ?』 聞かれて一瞬脳裏をよぎったのは 咲の時の記憶。 髪を自己制御に使っていた記憶だった。 「……ううん。 飾り気なしで そのままの私で挨拶したいから。」 『そうカ。 では……これで良いナ』 スッと櫛を毛先まで通して 鏡台に櫛を置いた。