ドッ…… 嫌な感じの物音にフッと少し意識が顔をもたげる。 考えられないまま、ゆっくりと振り向くと、 翔太が三人を振り払い、印を組んでいた。 ……? あぁ、さっきまでの声は翔太が…… …今、術を……? 「我、っ!?」 ガッ 「落ち着けコノヤロォ!!」 印を組んでいた手を掴み、 地面に翔太の体を叩きつけるように押し倒した。 「ぐっ!?」 翔太の口から漏れたうめき声に 頭が覚醒する。