鈴が咲く【前編】






シンッと静まり返る空間



「っここに立つは妖、柳!
汚れ無き神聖なる真剣勝負は
妖、柳の勝利である!
これより紅竜、咲に仕えていた妖は
式として煌銘の鈴に仕えることとなる!」


詩乃の声が静かになった空間に響き、
柳が妖たちの方へ戻る。



『我らは煌銘の鈴に仕える式である!
我々は鈴以外の誰の指図も受けない!』


そう言い残し、全員が消えた。