鈴……
確か、それは…
その名を、呼んでいたのは………





ドクンッ…ーーーーーー








燈兜に甘える咲。


「あの人達、誰だか知らないけど」



は……?

だって、咲、俺は……!!








「もう会わなくて良いんだから特別!」







嬉しそうに、素直に言った言葉は
俺達に…俺に、衝撃を受けさせるには十分だった。






ドクンッドクンッドクンッーーーーーー









あれ、さっき思い出したのは…
誰だ…?






あの黒髪の…
鈴って、呼んでたのは…