二人一組で探してみることになった。
翔を除いた中で一番俺らの中で力が強い龍と、
観察眼が鋭く気配に気づきやすい俺。
言わずもがなの翔と、運動神経がよい康平。
二手に別れる。
俺ら三人が持つのは、鈴と札。
そして翔が作った赤色の玉。
何かあったときは
この玉を強く握って集中し、空へ投げる。
そうすれば玉が弾けてもうひとつのチームに
知らせることができる…
…らしいけど試してはいない。
ぶっつけ本番だ。
『取り敢えずは
お前らの勘と運のよさと
これに向いているかどうかにかかってる。』
そんな風に言われた事を思い出しながらも
龍と林を歩いていた。
「こんなに広い林じゃ
なかったんだけどなぁ………」
思わず呟いた。
「燈兜とかいうやつのせいだろ。」

