鈴が咲く【前編】

護符、結界、刀で受け止めてる。




でも。

それで受け止められるほど、
私の術は弱くない。


「ぐっ!?」
「うっ..」
「がはっ!」





ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ……






少しうずくまるような
体勢になっている三人を
囲むように
上空に無数の球を浮かばせた。


「くっ...」

上を見上げて顔をゆがませた亮ちゃん。









「天地星海!
 テンチセイカイ
聖蘭星天臨!!」
セイランセイテンリン


術を唱えるとともに
球に色がついていく。

何色とも言えない
鮮やかな色に染まった球は、

星となり、天を飛ぶ。






「光臨!!!」
 コウリン


その言葉と共に、
三人に向かって星が飛んで行った