柳の言葉が合図だったかのように
勝負が始まった
「我は、陰陽道を司る聖林の姫なり。
我に使えし式神よ。
今その力を解放せよ!」
そう言って髪をおろした。
一瞬、柳達の方を見た。
みんなに結界を張って、
周りを警戒してくれている。
式神の力は開放した...
みんな、よろしくね...!
先に飛び込んできたのは
誠にぃと翔。
「ハァッ!!」
苦無をたくさん飛ばしながら
自分も走って突っ込んでくる誠にぃと
「フッ!」
妖刀を使う翔。
二人共、強くなってる。
術を唱えなくても
術を使えるようになってる。
「ッ!」
苦無を風ではじいて
翔と妖刀で応戦する。
両手で刀を握って力一杯押しながら
黙ったまま術を唱える翔。
「甘い」
「っ!?」
刀を押し返して
片手で印を組む。
ガッシャーン!!
ヒュンッ
後ろへと吹っ飛んだ
翔と入れ替わるように
誠にぃが攻撃を仕掛けてきた。
真後ろからの
一本の苦無の攻撃を避けて
後ろを振り向くと同時に
無数の針を飛ばした。
たくさんの針が
誠にぃ目掛けて飛んでいく
後ろへ飛んで
攻撃を避けた誠にぃは
体勢を崩したまま
離れたところに着地する。
ビキッ

