その後、
双竜とは、妖退治、妖潰しの
私達の通り名であること、
その中でも、
紅竜が私で、
コウリュウ
蒼竜が翔だということ。
ソウリュウ
二人のその由来とかも話した。
「え、じゃあさっき
咲希ちゃんが俺たちのとこに来れたのは、
その邪気とかってやつのおかげなわけ?」
「う~ん...
まあそうって言えばそうかな。
もともと旧校舎は
妖が集まりやすかったし...
行くには行けたんだけど、
ものすごい妖気と邪気が充満してて
あの小屋、妖が結界とか
いろいろやってたみたいで
存在探すのに時間かかっちゃって...
見つかってからは、
中に居る人ごと術かけるわけにいかないから、
かかってる術を一つ一つ解読、変化したり無効化したり封じたり…
ってやってて、
遅くなっちゃったんだよね」
「術を変えたってこと?」
「まぁそうかな...
う~んとね...
パソコンとかに
情報がロックされてたりするでしょ?
あれを、ハッキングしたりプログラム書き換えたりして
外せないはずのロックとかを
たくさん外して中に入りました、
みたいな」
「なるほど。
...わかりやすい気がするけど、
すっげー難しそう...」
遠山君がそう言って顔をしかめる。
あはは...
まぁそれもそうか...
「でも、あのかっこには
びっくりしたわぁ...
今は結うてはるけど
髪おろしてる咲希ちゃん、
初めて見たさかい」
「あ、そうだね...
ああいう時しかおろさないことにしてるから」

