鈴が咲く【前編】





「っ...」

「翔」

「っ...咲...?」




「「「翔(太)!!」」」

「やっと、起きた...」

「わりぃ...妖は...?」



「大丈夫。
調伏できたよ。
チョウフク
翔の中の邪気も大丈夫。」

「俺の..ってまさか!
咲、お前....」




クス、と笑って
後ろを向く。



「ね?
もう、大丈夫。
説明...だよね?」

三人が一気に頷く。




「翔?
もう隠しようがないんじゃない?」

「...だよなぁ...
使ってるとこもろだしなぁ...
キヨもいたし...」



「どうせ、三人とも
『見えてる』んでしょ?」

再び頷く三人。

「しかたねーよな...」