「っ...
キヨ!翔は!?」
『はい。
傷口は問題ありません。
体内に今の妖の邪気、妖気が広がっています。
広がることを食い止めるので精いっぱいの状況です』
「わかった。お疲れ様。
ひとまず下がって。
ありがとう」
『はい。失礼します』
キヨがいなくなった翔の隣に座る。
「っは...
ぅっ...はっ...」
不規則な呼吸。
「翔...」
すぐに戻らなきゃだめか……
ここで受け取るには私のリスクが高すぎる
「さ、...咲希ちゃん?」
恐る恐る声をかけてくる。
「っ!!
ごめん、後で説明する!
ひとまず寮に戻るから!」
いつものいい子チャンなセリフを吐いて
踵を返した。
「あ、あぁ...」
「柳!」
『...ん。わかってる。
先連れて行くぞ?』
「私も同じスピードで行く。」
『わかった。
...らしくねーなぁ翔...』
翔に話しかけながらしゃがみこむ柳。
シュッ...
手刀を振って3人に張っていた結界を解いた。
「みんな...
ごめん。
後で説明するから...」
弱ってるフリ?
困ってるフリ?
そんな態度を見せて。
『咲。行くぞ』
翔を担いだ柳が立ち上がる。
部屋の窓から飛び出す。
霊力を使って飛んだ。
寮の最上階、特別寮まで
建物を経由して向かって行った。
キヨ!翔は!?」
『はい。
傷口は問題ありません。
体内に今の妖の邪気、妖気が広がっています。
広がることを食い止めるので精いっぱいの状況です』
「わかった。お疲れ様。
ひとまず下がって。
ありがとう」
『はい。失礼します』
キヨがいなくなった翔の隣に座る。
「っは...
ぅっ...はっ...」
不規則な呼吸。
「翔...」
すぐに戻らなきゃだめか……
ここで受け取るには私のリスクが高すぎる
「さ、...咲希ちゃん?」
恐る恐る声をかけてくる。
「っ!!
ごめん、後で説明する!
ひとまず寮に戻るから!」
いつものいい子チャンなセリフを吐いて
踵を返した。
「あ、あぁ...」
「柳!」
『...ん。わかってる。
先連れて行くぞ?』
「私も同じスピードで行く。」
『わかった。
...らしくねーなぁ翔...』
翔に話しかけながらしゃがみこむ柳。
シュッ...
手刀を振って3人に張っていた結界を解いた。
「みんな...
ごめん。
後で説明するから...」
弱ってるフリ?
困ってるフリ?
そんな態度を見せて。
『咲。行くぞ』
翔を担いだ柳が立ち上がる。
部屋の窓から飛び出す。
霊力を使って飛んだ。
寮の最上階、特別寮まで
建物を経由して向かって行った。

