「はい!
龍也君と翔が
コーヒーで、
遠山君と関石君が
カフェオレね!」

みんなにカップを渡して
ソファに座る。

「ふーっふーっ」

ミルクティーを
冷ますために
息を吹きかける。


私、夏以外ではホットで飲むから…





コクッ

ん、おいしい...



「「「「.....」」」」


「っ...み、みんな?
どうかした?
じーっと見て...」


みんなの視線が気になって、
声をかける。

「いや、...
別に...」

(かわいい...
かわいすぎる!)

(何か小動物っぽい...)

(このかわいい生き物は一体!?)

(こいつ...狙ってんのか...?)





「...?...!?」