朝からずっとこの調子。



...で、
そのまま放課後に
なってしまったと。


「俺らも今回はきついかもな。」


「あぁ。
いつもどうりには
いかなそうだよな。」

「...俺、わかんないとこあるわ。」

「俺も。
今回は、結構勉強しなきゃだな...」



翔と龍也君は、
二人の様子には慣れっこみたいで、
普通に二人で話してる。


あぁ
二人もわかんない所あるんだ...?





あ〜…
やっぱこの提案するべき……だよね

「ねぇ!
みんな、今回のテストは、
わかんないとこあるんだよね?」

「あぁ」「まあな」

二人も頷いて返してくれた。


「じゃあさ!
みんなで勉強会...しない?」

「す、する!
したい!絶対したい!!」

「咲希ちゃん...ありがとお...」

「いいのか?
咲。」

「うん!
みんなでやった方が
楽しいし、私も覚えるし!
二人は、したくない...?」



「いや。
咲がいいならしたい。」

「俺も。
わかんないとことかあったし。
助かる。」

「じゃあ、決定!」

「おぅ」「あぁ」
「よっしゃー!」「やった!!」