情報なんて、入ってくるのを待つんじゃなくて
自分で調べるものなんだよ…?
「はぁ…」
「ほーら!
やっぱりそうなんじゃん」
「お、おい翔太!
それは違うぞ!だってなぁ...」
うるさすぎる。
「ねぇねぇ亮ちゃん!」
明るい声で話しかけると、
二人を見ていた亮ちゃんが振り向く。
「こっちに避難してて?」
「は?
咲、何するつもり……何でもない。」
明るい声で笑って言った私の目は笑ってない。
返事の途中でそれに気づいた亮ちゃんは
身の危険を感じたのか、私の後ろに回る。
「アレ、久しぶりにやろうと思ってさ!」
「あぁ~...
みてるこっちは面白いけど...
やられてる方は相当らしいぞ?」
「そう言うことをするあいつらが悪い!」
「確かに」

