鈴が咲く【前編】

「そ、そう?」

「あ、俺らは今日
この部屋にだいたい居るから。」

「ほんと?
じゃあ暇にならなくていいね!」

「おう!
みんなで遊ぼうや!」

「そうそう!
トランプなんかどう?」

「いいねぇ~」

そういってはしゃぐ。

でも、私が笑うと、
みんな、ふっ...と
ほんの少しだけ悲しそうな顔をした。




私は、その理由をなんとなく分かって、
でも触れちゃいけない気がして、
気づかないふりをした。